「次は自分が居場所を作ってあげたい」-。2年4カ月前、虐待被害の末に身を寄せたシェルターで見つけた夢を、千葉日報の取材に対し、大田垣光月さん(25)はこう語っていた。そして今、かねてからの念願だった女子専用の自立援助ホームの開設が現実のものになってきた。自身の経験を生かした当事者目線の新たな「居場所」が千葉市内に生まれようとしている。
(大村慧)
自立援助ホームは虐待や貧困のもとにある子どもを受け入れ、経済的、精神的に自立できるよう支援を行う。現在、千葉市内には7カ所設置されている。
大田垣さんが開設をするホームの名称は「子どもオアシス光月荘」。「心の傷を癒やし、そして育てていく」場所を目指す。5月ごろの開設に向け準備を進める。
「シェルターで夢見つけた 虐待経験、居場所作りを」。2024年1月7日付1面に掲載された記事を振り返り、大田垣さんは「感慨深い。本当に実現するなんて」と柔らかな表情を見せた。現在は立ち上げたNPO法人「子ども...
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