東京証券取引所などに上場する地方銀行・グループ77社の2021年9月中間決算が15日出そろった。黒字転換した福島銀行と百十四銀行を含め、9割弱となる68社の純利益が前年同期を上回った。純利益の合計は前年同期比37・6%増の5190億円だった。政府と日銀が新型コロナウイルス対策で企業支援に力を入れ、倒産が抑えられたため、貸し倒れに備えて積み立てておく「与信関係費用」が減少した。
横浜銀行などを傘下に持つコンコルディア・フィナンシャルグループは、与信関係費用の減少で純利益が51・1%増の358億円に膨らみ、純利益は77社で最大となった。