市原市の動物園「市原ぞうの国」の雌のアジアゾウ「ゆめ花(ゆめか)」が3日、19歳となり、同園でお誕生日会が開かれた。ゴールデンウイークで天候にも恵まれ、大勢の来場者から祝福を受けた。
ゆめ花は2007年5月3日、同園で父テリー、母プーリーとの間に誕生。国内出産2例目のアジアゾウで、国内では初めて母乳による自然哺(ほ)育で育った。日本生まれのアジアゾウとして最年長記録を更新している。
ゆめ花はりり香、もも夏、ら夢との4姉妹で会場に登場。坂本小百合園長と、千人近い来場者で満員の観客席からバースデーソングで祝福を受けた後、大好きな果物を贈られ夢中で頬張った。特技のお絵描きでは10日の母の日にちなみカーネーションとゾウを見事に仕上げた。
同園によると、ゆめ花は妹たちの面倒見が良く、時には母親のような頼れる存在という。担当者は「来年無事に節目の20歳(はたち)を迎えられるよう、成長を見守りたい」と話した。
家族5人で初めて訪れ、ゆめ花に帽子をかぶせてもらうパフォーマンスに参加した市川市の小学3年、神崎絢人さん(9)は「頭をポンポンとなでてくれた。これからも元気で大きく育ってね」と願った。
(佐藤大介)









