中村麗乃 (C)ORICON NewS inc.
2025年に乃木坂46を卒業し、今年からエイベックス所属として新たな一歩を踏み出した中村麗乃。グループ在籍時からその圧倒的な歌唱力と演技力で数々の舞台に立ち、存在感を放ってきた彼女が、移籍後初のミュージカル『愛の不時着』に出演する。
【撮り下ろしカット】美しい…大人の魅力あふれる中村麗乃
世界中で大ヒットを記録したドラマのミュージカル版に挑む中村が演じるのは、素直になれない不器用な性格のソ・ダン役。インタビューでは、グループを卒業し新しい環境に身を置いた現在の心境から、ソ・ダンに似ているという“口下手”な性格、これから俳優として歩んでいく“第二の人生”についてなど、ありのままの言葉でたっぷりと語ってもらった。
■卒業に後悔はない 新天地でのこれからに「ワクワク」
――2025年に乃木坂46を卒業されて、今年からエイベックス所属となりました。新たなスタートを切って、新しい環境には慣れましたか?
【中村】まだあんまり慣れてはいないのですが、ちょっとずつ馴染んできました。乃木坂46ではない自分の活動の方向性が、なんとなく見えてきたかなという感じです。
――自分の居場所が変わって不安はありましたか?
【中村】ありました。中学生の時からずっといた場所だったので、そこを離れるというのは、やっぱり勇気がいることで。本当に安心できる環境だったので、そこから離れるのは自分にとってすごく大きな決断だったなと思います。
でも、今後の自分がどうなりたいか、どんなお仕事がしたいかを考えたとき、「甘えられない環境に身を置いたほうがいいな」と強く思ったんです。だから、この決断をして本当に良かったなと思っています。
――後悔はない?
【中村】ないです。乃木坂46のスタッフさんも皆、背中を押して送り出してくれたので、後悔はまったくないです。不安は少しありますけど…(笑)。
――ミュージカル『愛の不時着』への出演も決まり、活躍が楽しみです。
【中村】ありがとうございます。やっぱり作品を作り上げていく時間がすごく大好きで、これからやらなきゃいけないこともたくさんありますし、考えることもすごく多いとは思うんですけど、今は純粋にワクワクした気持ちです。
――今でもメンバーの方と会うことはあるんですか?
【中村】ちょくちょく会っています。後輩だと卒業後に5期生の小川彩ちゃんと2人で会いましたし、最近だと4期生の矢久保美緒ちゃんも連絡をくれて、一緒にかわいいカフェに行って。お互いの写真を撮り合ったりしました!同期とも連絡を取り合っていますし、乃木坂46のライブを観に行ったりしています。
――今回のミュージカルにもメンバーの皆さんが来てくれそうですね。
【中村】これまでも舞台の出演が発表されると、後輩の子とかが「行きたいです!」って連絡をくれるんですよ(笑)。それがすごくうれしいなって。ドラマの『愛の不時着』が好きなメンバーも多かったので、観たいと思ってくれる子がいたら、ぜひ来てくれたらうれしいなと思います。
■ソ・ダンに似ている「口下手」な性格
――ご自身は『愛の不時着』のドラマは観られていましたか?
【中村】もちろん観ていましたし、今回の出演が決まってからもう一回見直しました。観ながら毎回泣いていました(笑)。
――今回、出演が決まった時はどういう心境でしたか?
【中村】ミュージカルも大好きなので、大好きな作品のミュージカルという2つが掛け合わさった舞台ができるなんて、もう本当にうれしくて。本番がとっても楽しみです。
――ソ・ダンを演じることになって、ご自身と似ていると思う部分はありますか?
【中村】似ているなって思うのは、とっても口下手なところですね(笑)。
――口下手なのですか?
【中村】私は自分の本心や素直な気持ちを話すのがあまり得意ではなくて…。何かを言う前に自分の中で飲み込んでしまうところがあって。本当に伝えなきゃいけないことこそ、ぎゅっと飲み込んでしまう性格は、ソ・ダンにすごく共感できるなと思っています。
――乃木坂46の頃はどうされていたのですか?
【中村】ブログでもマイナスなことは書かないようにしていました。「楽しかった!」とかプラスになる本心は全力で全部伝えていたんですけど、自分の中での「悔しかったな」とか、そういう少しネガティブになりそうな要素は、自分の中に留めておくことがすごく多くて。だから、自分の本当の胸の内を話したことって、これまでの人生でほとんどないかもしれません。
――そうなんですね。
【中村】もちろん完全に何も言わないわけではないんですけど、「言って良いライン」を自分の中でしっかり線引きしていたんだと思います。それに、自分の本心を言うのがなんか恥ずかしいなという気持ちもありました。
――「中村麗乃という1人の人間」と「乃木坂46の中村麗乃」という部分を分けて考えていた?
【中村】そうかもしれません。だから、最後の卒業セレモニーのスピーチも「何を話そう」とすごく迷って。自分の中で「本当に素敵な思い出だった」という感謝の気持ちだけを伝えたくて、そこだけを言葉にしました。意図的にそうやろうと思ったわけではないんですけど、気づいたらそうなっていました。
■「決めたのが自分だと思えれば納得できる」自分の決断に責任を持つ芯の強さ
――乃木坂46の中でも異例な「ソロコンサート」という形式での卒業ライブでしたね。
【中村】実は、すごく迷ったんです。みんなでセレモニーをするのか、1人でコンサートをするのか。グループでの思い出は本当に大切なものだったので、メンバーに見送ってほしいという気持ちもすごくあって。とっても悩みました。
でも、最後は「これまでずっと私のことを応援してくださったファンの方と、じっくり会える時間を作りたい」という想いが1番にあったんです。私のことを好きだと言ってくれて、ずっと支えてくれた方にしっかりと来ていただける時間を作りたいなと思ったとき、1人でコンサートをする形が、ファンの皆さまと1番近い距離で、最後を見届けてもらえるんじゃないかなと思い、決断しました。
――メンバーにもあまり相談はせず?
【中村】していないですね。私の意志でその決断をしたことはもちろんメンバーも知っていますけど、“どういう意図でその形にしたのか”までは話していなくて。それこそファンの方にも、「なぜこの決断をしたか」という深い理由までは、当時はお話ししていなかった気がします。
――卒業や移籍についても、ご自身だけで決められたのですか?
【中村】はい。卒業の考えも自分でスタッフさんのところへお話しに行って。「この時期にはこういうことをしたいです」という先々のイメージも含めて、自分の中でビジョンを持ってお話ししました。
移籍のことも、卒業のタイミングではまだ次の事務所が決まっていなかったんですけど、自分の中では意志が固まっていたので、「こういうことを考えていて、だからこうしたいんです」とお話をさせていただきました。本当に全部自分で決めて。それでもスタッフさんが背中を押してくださいました。
――今作だと、ソ・ダンにとっての「唯一本心を話せる相手」がク・スンジュンですが、中村さんにとってそれはどなたにあたるのでしょうか。
【中村】そう言われると……私の全ての本心は誰にも話していないかもしれないです(笑)。
――ご家族の方にも?
【中村】家族に対しても、「ここまでは話せる」というラインがあって。悩むときも、もちろん周りに意見を聞くことはあるんですけど、基本的には自分自身の中でずっとグルグルと考えちゃいます。だからこそ「本当にこれで良いのかな」と不安になったりもするんですが、結果的にそれを決めたのが自分だと思えれば納得がいきます。
――だからなのか、中村さんは涙をあまり見せない印象があります。
【中村】たしかに自分の卒業のときも「笑顔で終わりたい」って思っていたので涙はなかったかな。終わってから寂しさは来ましたけど、「やりきった!楽しかった!」という思いが強すぎて、泣かなかったですね。覚えているのは、明治神宮野球場でのライブで、3期生のみんなで円になって「僕が手を叩く方へ」を歌ったときはめちゃくちゃ泣きました(笑)。
――それはどんな思いがあったんですか?
【中村】あの瞬間に、「自分のアイドル人生はもう終わりが近いかもしれない」というのを感じたんです。そう思ったら「今、ここでみんなと顔を合わせて歌えているのって、超幸せだな」って胸がいっぱいになって、すごい涙があふれてきちゃいました。
■「イチからまたスタートする」第二の人生への展望と先輩への憧れ
――今回は、乃木坂46を卒業後初めてのミュージカル出演になるかと思いますが、改めてどんな気持ちで臨まれていますか?
【中村】まずは良いスタートダッシュが切れるように頑張りたいなという気持ちです。私は「イチからまたスタートする」というつもりで、この第二の人生を歩もうと思っているので、これまでの経験も大切にしつつ、現場の皆さまからたくさん学んで、吸収したいと思っています。
――これからお一人で活躍される“第二の人生”において、俳優としてさらに磨いていきたいことはありますか?
【中村】もちろん、歌やお芝居の技術を磨いていくことは、これから先ずっと止めてはいけないことだと思いますし、変わらずに努力をし続けていきたいです。それに加えて、色んな舞台やお芝居をたくさん観に行って、意識してインプットしていきたいと思っています。
――乃木坂46の先輩で、特に「この人のお芝居を見に行きたい」「この人の演技が好き」という方はいますか?
【中村】乃木坂46の先輩だと生田(絵梨花)さんはすごく憧れています。本当に色んなジャンルの第一線でずっと走り続けていらっしゃる方なので、ずっと憧れの存在ですし、大好きな先輩です。「あんな素敵な方になれたら良いな」というのは、乃木坂46にいた頃から変わらないですね。
――生田さんはミュージカルはもちろん、最近は映像作品にもたくさん出られていますが、中村さんも映像作品に挑戦してみたいですか?
【中村】ぜひ挑戦していきたいです!
――やってみたい役柄などはありますか?
【中村】王道の学園ものはあまりやったことがないので、制服が着られるうちに(笑)やってみたいです。
――5年後、10年後、どのような表現者になっていたいか、自分の中でのビジョンはありますか?
【中村】私のことをもっとたくさんの方に知ってもらうことが第一だと思っています。ミュージカルだとダブルキャストなどで上演されることも多いので、「このキャストで観たい」と選ばれるお客様もすごく多いと思うんです。そんなお客様に「麗乃ちゃんがいるから観たい」と思っていただけるようになることが今の目標です。また、新しく建て替えられる帝国劇場にもう一度必ず立つことが夢なので、かなえられるように努力し続けていきたいです。
――話題作の『愛の不時着』は大きなチャンスかと思います。今回の作品では、どのような自分を見せていきたいですか?
【中村】私のことを知らずに観に来た方が「あの子すごく良かったよね」「めっちゃソ・ダンだった!」と思ってくださることが1番うれしいなと思っていて。原作ファンの皆さまにも「すごく良かった、また観たい」と思ってもらえるようなお芝居ができるように、精一杯頑張りたいと思います!
<公演概要>
【公演名】ミュージカル『愛の不時着』
【東京公演】 2026年7月12日(日)~7月26日(日) @THEATER MILANO-Za
【大阪公演】 2026年7月31日(金)~8月2日(日) @東京建物Brillia HALL箕面
【出演】 三山凌輝、花乃まりあ、KAZUTA(n.SSign)、中村麗乃、上田堪大、佐々木淳平、パク・ジンサン、東間一貴、紙谷昇世、多岐川装子、瀧本瞳、篠崎未伶雅、佳松詩紗、星来、天野翔太、松永一哉、高瀬育海、鈴木理人、井村仁哉、秋庭悠佑"
【撮り下ろしカット】美しい…大人の魅力あふれる中村麗乃
世界中で大ヒットを記録したドラマのミュージカル版に挑む中村が演じるのは、素直になれない不器用な性格のソ・ダン役。インタビューでは、グループを卒業し新しい環境に身を置いた現在の心境から、ソ・ダンに似ているという“口下手”な性格、これから俳優として歩んでいく“第二の人生”についてなど、ありのままの言葉でたっぷりと語ってもらった。
■卒業に後悔はない 新天地でのこれからに「ワクワク」
――2025年に乃木坂46を卒業されて、今年からエイベックス所属となりました。新たなスタートを切って、新しい環境には慣れましたか?
【中村】まだあんまり慣れてはいないのですが、ちょっとずつ馴染んできました。乃木坂46ではない自分の活動の方向性が、なんとなく見えてきたかなという感じです。
――自分の居場所が変わって不安はありましたか?
【中村】ありました。中学生の時からずっといた場所だったので、そこを離れるというのは、やっぱり勇気がいることで。本当に安心できる環境だったので、そこから離れるのは自分にとってすごく大きな決断だったなと思います。
でも、今後の自分がどうなりたいか、どんなお仕事がしたいかを考えたとき、「甘えられない環境に身を置いたほうがいいな」と強く思ったんです。だから、この決断をして本当に良かったなと思っています。
――後悔はない?
【中村】ないです。乃木坂46のスタッフさんも皆、背中を押して送り出してくれたので、後悔はまったくないです。不安は少しありますけど…(笑)。
――ミュージカル『愛の不時着』への出演も決まり、活躍が楽しみです。
【中村】ありがとうございます。やっぱり作品を作り上げていく時間がすごく大好きで、これからやらなきゃいけないこともたくさんありますし、考えることもすごく多いとは思うんですけど、今は純粋にワクワクした気持ちです。
――今でもメンバーの方と会うことはあるんですか?
【中村】ちょくちょく会っています。後輩だと卒業後に5期生の小川彩ちゃんと2人で会いましたし、最近だと4期生の矢久保美緒ちゃんも連絡をくれて、一緒にかわいいカフェに行って。お互いの写真を撮り合ったりしました!同期とも連絡を取り合っていますし、乃木坂46のライブを観に行ったりしています。
――今回のミュージカルにもメンバーの皆さんが来てくれそうですね。
【中村】これまでも舞台の出演が発表されると、後輩の子とかが「行きたいです!」って連絡をくれるんですよ(笑)。それがすごくうれしいなって。ドラマの『愛の不時着』が好きなメンバーも多かったので、観たいと思ってくれる子がいたら、ぜひ来てくれたらうれしいなと思います。
■ソ・ダンに似ている「口下手」な性格
――ご自身は『愛の不時着』のドラマは観られていましたか?
【中村】もちろん観ていましたし、今回の出演が決まってからもう一回見直しました。観ながら毎回泣いていました(笑)。
――今回、出演が決まった時はどういう心境でしたか?
【中村】ミュージカルも大好きなので、大好きな作品のミュージカルという2つが掛け合わさった舞台ができるなんて、もう本当にうれしくて。本番がとっても楽しみです。
――ソ・ダンを演じることになって、ご自身と似ていると思う部分はありますか?
【中村】似ているなって思うのは、とっても口下手なところですね(笑)。
――口下手なのですか?
【中村】私は自分の本心や素直な気持ちを話すのがあまり得意ではなくて…。何かを言う前に自分の中で飲み込んでしまうところがあって。本当に伝えなきゃいけないことこそ、ぎゅっと飲み込んでしまう性格は、ソ・ダンにすごく共感できるなと思っています。
――乃木坂46の頃はどうされていたのですか?
【中村】ブログでもマイナスなことは書かないようにしていました。「楽しかった!」とかプラスになる本心は全力で全部伝えていたんですけど、自分の中での「悔しかったな」とか、そういう少しネガティブになりそうな要素は、自分の中に留めておくことがすごく多くて。だから、自分の本当の胸の内を話したことって、これまでの人生でほとんどないかもしれません。
――そうなんですね。
【中村】もちろん完全に何も言わないわけではないんですけど、「言って良いライン」を自分の中でしっかり線引きしていたんだと思います。それに、自分の本心を言うのがなんか恥ずかしいなという気持ちもありました。
――「中村麗乃という1人の人間」と「乃木坂46の中村麗乃」という部分を分けて考えていた?
【中村】そうかもしれません。だから、最後の卒業セレモニーのスピーチも「何を話そう」とすごく迷って。自分の中で「本当に素敵な思い出だった」という感謝の気持ちだけを伝えたくて、そこだけを言葉にしました。意図的にそうやろうと思ったわけではないんですけど、気づいたらそうなっていました。
■「決めたのが自分だと思えれば納得できる」自分の決断に責任を持つ芯の強さ
――乃木坂46の中でも異例な「ソロコンサート」という形式での卒業ライブでしたね。
【中村】実は、すごく迷ったんです。みんなでセレモニーをするのか、1人でコンサートをするのか。グループでの思い出は本当に大切なものだったので、メンバーに見送ってほしいという気持ちもすごくあって。とっても悩みました。
でも、最後は「これまでずっと私のことを応援してくださったファンの方と、じっくり会える時間を作りたい」という想いが1番にあったんです。私のことを好きだと言ってくれて、ずっと支えてくれた方にしっかりと来ていただける時間を作りたいなと思ったとき、1人でコンサートをする形が、ファンの皆さまと1番近い距離で、最後を見届けてもらえるんじゃないかなと思い、決断しました。
――メンバーにもあまり相談はせず?
【中村】していないですね。私の意志でその決断をしたことはもちろんメンバーも知っていますけど、“どういう意図でその形にしたのか”までは話していなくて。それこそファンの方にも、「なぜこの決断をしたか」という深い理由までは、当時はお話ししていなかった気がします。
――卒業や移籍についても、ご自身だけで決められたのですか?
【中村】はい。卒業の考えも自分でスタッフさんのところへお話しに行って。「この時期にはこういうことをしたいです」という先々のイメージも含めて、自分の中でビジョンを持ってお話ししました。
移籍のことも、卒業のタイミングではまだ次の事務所が決まっていなかったんですけど、自分の中では意志が固まっていたので、「こういうことを考えていて、だからこうしたいんです」とお話をさせていただきました。本当に全部自分で決めて。それでもスタッフさんが背中を押してくださいました。
――今作だと、ソ・ダンにとっての「唯一本心を話せる相手」がク・スンジュンですが、中村さんにとってそれはどなたにあたるのでしょうか。
【中村】そう言われると……私の全ての本心は誰にも話していないかもしれないです(笑)。
――ご家族の方にも?
【中村】家族に対しても、「ここまでは話せる」というラインがあって。悩むときも、もちろん周りに意見を聞くことはあるんですけど、基本的には自分自身の中でずっとグルグルと考えちゃいます。だからこそ「本当にこれで良いのかな」と不安になったりもするんですが、結果的にそれを決めたのが自分だと思えれば納得がいきます。
――だからなのか、中村さんは涙をあまり見せない印象があります。
【中村】たしかに自分の卒業のときも「笑顔で終わりたい」って思っていたので涙はなかったかな。終わってから寂しさは来ましたけど、「やりきった!楽しかった!」という思いが強すぎて、泣かなかったですね。覚えているのは、明治神宮野球場でのライブで、3期生のみんなで円になって「僕が手を叩く方へ」を歌ったときはめちゃくちゃ泣きました(笑)。
――それはどんな思いがあったんですか?
【中村】あの瞬間に、「自分のアイドル人生はもう終わりが近いかもしれない」というのを感じたんです。そう思ったら「今、ここでみんなと顔を合わせて歌えているのって、超幸せだな」って胸がいっぱいになって、すごい涙があふれてきちゃいました。
■「イチからまたスタートする」第二の人生への展望と先輩への憧れ
――今回は、乃木坂46を卒業後初めてのミュージカル出演になるかと思いますが、改めてどんな気持ちで臨まれていますか?
【中村】まずは良いスタートダッシュが切れるように頑張りたいなという気持ちです。私は「イチからまたスタートする」というつもりで、この第二の人生を歩もうと思っているので、これまでの経験も大切にしつつ、現場の皆さまからたくさん学んで、吸収したいと思っています。
――これからお一人で活躍される“第二の人生”において、俳優としてさらに磨いていきたいことはありますか?
【中村】もちろん、歌やお芝居の技術を磨いていくことは、これから先ずっと止めてはいけないことだと思いますし、変わらずに努力をし続けていきたいです。それに加えて、色んな舞台やお芝居をたくさん観に行って、意識してインプットしていきたいと思っています。
――乃木坂46の先輩で、特に「この人のお芝居を見に行きたい」「この人の演技が好き」という方はいますか?
【中村】乃木坂46の先輩だと生田(絵梨花)さんはすごく憧れています。本当に色んなジャンルの第一線でずっと走り続けていらっしゃる方なので、ずっと憧れの存在ですし、大好きな先輩です。「あんな素敵な方になれたら良いな」というのは、乃木坂46にいた頃から変わらないですね。
――生田さんはミュージカルはもちろん、最近は映像作品にもたくさん出られていますが、中村さんも映像作品に挑戦してみたいですか?
【中村】ぜひ挑戦していきたいです!
――やってみたい役柄などはありますか?
【中村】王道の学園ものはあまりやったことがないので、制服が着られるうちに(笑)やってみたいです。
――5年後、10年後、どのような表現者になっていたいか、自分の中でのビジョンはありますか?
【中村】私のことをもっとたくさんの方に知ってもらうことが第一だと思っています。ミュージカルだとダブルキャストなどで上演されることも多いので、「このキャストで観たい」と選ばれるお客様もすごく多いと思うんです。そんなお客様に「麗乃ちゃんがいるから観たい」と思っていただけるようになることが今の目標です。また、新しく建て替えられる帝国劇場にもう一度必ず立つことが夢なので、かなえられるように努力し続けていきたいです。
――話題作の『愛の不時着』は大きなチャンスかと思います。今回の作品では、どのような自分を見せていきたいですか?
【中村】私のことを知らずに観に来た方が「あの子すごく良かったよね」「めっちゃソ・ダンだった!」と思ってくださることが1番うれしいなと思っていて。原作ファンの皆さまにも「すごく良かった、また観たい」と思ってもらえるようなお芝居ができるように、精一杯頑張りたいと思います!
<公演概要>
【公演名】ミュージカル『愛の不時着』
【東京公演】 2026年7月12日(日)~7月26日(日) @THEATER MILANO-Za
【大阪公演】 2026年7月31日(金)~8月2日(日) @東京建物Brillia HALL箕面
【出演】 三山凌輝、花乃まりあ、KAZUTA(n.SSign)、中村麗乃、上田堪大、佐々木淳平、パク・ジンサン、東間一貴、紙谷昇世、多岐川装子、瀧本瞳、篠崎未伶雅、佳松詩紗、星来、天野翔太、松永一哉、高瀬育海、鈴木理人、井村仁哉、秋庭悠佑"