メインコンテンツに移動

前線歩兵の外国人割合増へ ウクライナ軍、30~50%に

2026/6/14 9:35 (6/14 11:00更新)
 前線でロシア側への砲撃の準備をするウクライナ兵=5月、ウクライナ・ザポリージャ州(ロイター=共同) 拡大する

前線でロシア側への砲撃の準備をするウクライナ兵=5月、ウクライナ・ザポリージャ州(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウクライナ軍が採用する外国人志願兵を大幅に増やす方針を12日の動画声明で明らかにした。フェドロフ国防相によると、前線の突撃兵や歩兵の30~50%を外国人志願兵とすることを目指す。部隊の強化とウクライナ人兵士の損失削減が狙いだとしている。

 ロシアによる侵攻が長期化し、ウクライナ軍は兵員不足が課題となっている。ゼレンスキー氏は外国人志願兵を増やすため新たな採用の仕組みを導入する考えを示した。

 フェドロフ氏は、前線の歩兵の月額給与を最高で46万フリブニャ(約165万円)、平均で30万フリブニャに引き上げることを盛り込んだ軍改革案を政府が承認したと明らかにした。現状の12万フリブニャ前後から大幅な増額となり「世界最高水準」だという。待遇改善で兵員確保につなげたい考えだ。

 兵士の軍務経験や部隊の任務に応じて契約期間を6~24カ月と定めたほか、契約満了後に最低6カ月間動員が猶予されることも明記。