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インドへ2兆円規模の民間投資 首脳合意、中国の威圧に対抗

2026/7/2 19:02 (7/2 20:00更新)
 共同記者発表する高市首相(左)とインドのモディ首相=2日、ニューデリー(共同) 拡大する

共同記者発表する高市首相(左)とインドのモディ首相=2日、ニューデリー(共同)

 【ニューデリー共同】高市早苗首相は2日、インドの首都ニューデリーでモディ首相と会談し、2兆円規模の対印民間投資で合意した。中国の輸出規制を念頭に、レアアース(希土類)を含む重要鉱物、半導体など経済安全保障5分野での重点協力を確認。経済的威圧に対抗する。高市首相は「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を踏まえ「戦略的関係を深める」と強調した。海洋安保や防衛装備品協力に向け、年内に外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開催する。

 両首脳は会談後、一連の合意事項を盛り込んだ共同声明を発表する。経済安保と人工知能(AI)開発に関する成果文書もそれぞれまとめる。

 対印投資では会談に合わせ、約120件の日印企業間の協力文書を締結。日印は昨年、10年間で10兆円の対印投資を目標に設定しており、その一部を具体化させた形だ。

 経済安保の5分野は他に情報通信技術、クリーンエネルギー、医薬品。経済安保に関する共同宣言には、半導体分野での日本企業の参画支援や、鉱物探査での技術協力、バイオガスの利用促進などを明記する方向だ。