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マンション広告の“ポエム”分析 船橋出身・写真家の大山顕さん 「恋する柏。」なぜ誕生? 価値観の変転に注目 背景に『街の消費財化』 

2025/9/11 5:00 (4/15 14:09更新)
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 「洗練された高台に上質がそびえる」「この邸宅には この街がよく似合う」-。新築分譲マンションの広告で目にする、購入検討者の気を引く文言。船橋市出身で写真家・評論家の大山顕さん(52)は、一見おかしなこうした詩的なコピーを「マンションポエム」と名付け収集、分析している。「ポエム」が生まれる背景や、そこから見える私たちの住宅観や都市のイメージについて聞いた。

(伊藤幸司)

 <今夏、自身の論考の集大成として「マンションポエム東京論」を著した。「ポエム」の特徴について「歴史と緑が織りなし」がち、やたら「響き合い」がち、何かというと「奏で」がち、などと指摘する>

 何か言えないことがあって、それを隠そうとしたときに生まれてくるのが「ポエム」。例えば、同じ新築マンションが津田沼と東京都港区とでは1億円の差がつく。同じスペックなのに数倍高いのはなぜか。マンションを買うということは、住宅ではな...

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