映画『本当にあった話(の話)』10月2日公開決定 (C)鴻池留衣/文藝春秋 /2026「本当にあった話(の話)」製作委員会
俳優の水上恒司が主演を務めるディストピア映画『本当にあった話(の話)』の公開日が、10月2日に決定した。あわせて、水上演じる主人公・夛田(ただ)の不気味な笑顔が印象的なティザービジュアルが解禁された。
【画像】出演が発表されたメインキャストのソロショット
本作は、映画『赤色彗星倶楽部』(2018年)やNHK『今夜の旅はドラマチック』などで注目を集めた武井佑吏監督の商業映画デビュー作。原作は鴻池留衣の小説「フェミニストのままじゃいられない」で、水上のほか、小池栄子、黒木華、佐々木蔵之介、山下美月らが集結した。
物語は、世間を震撼させた〈配偶者入れ替え連続殺人事件〉から数十年後を舞台に展開。事件を題材にした舞台作品で主演を射止めた夛田が、その異常な執着心によって共演者やスタッフたちを次第に支配していく姿を描く。
夛田の相手役となる米良(めら)を黒木、舞台の脚本家・垣内(かきうち)を小池、演出家・加藤(かとう)を佐々木が演じる。ひとりの男が全てを牛耳り、全ての人間を動かし、破壊へと導いていく戦慄のドラマが繰り広げられる。
作品では、「社会的に正しいはずの思想」が個人の「エゴや欲望」によって歪められていく様子を描写。誰もが心の奥底に抱えながらも語ることのない“グロテスクな本音”をあぶり出し、「“正しいこと”を言うことがそんなに正しいのか?」を問いかける。
解禁されたティザービジュアルには、不気味な笑みを浮かべる夛田の姿とともに、「この物語は『配偶者入れ替え連続殺人事件』をもとにしたフィクションのフィクションであり、実際の団体・人物とは一切関係ありません」という意味深なメッセージが隠されている。
主演の水上は、「狂った映画になっております。でもこんな映画もあって良いのだと実感しました。こんな映画がこの世からなくならないでほしいです」とコメント。「こんな映画を作れることにありがたさを感じざるを得ません」と作品への思いを語った。
黒木は「本当にあった話(の話)とは一体なんなのでしょうか。共感できるのか、できないのか…。台本をいただいたときからよくわからない、でも気になる…。
この不思議な感覚を終始携えながら探検しているような気持ちで、共演者の方々と撮影に臨みました」と振り返る。
山下は「『正しさ』はとても強い武器です。でも、その武器を振りかざしている時、人は自分の矛盾には気づけないのかもしれません」と作品テーマに言及。「居心地の悪い世界を生きており、きれいではない感情を悶々と抱えている。登場人物たちの不自由さが、すごく魅力的な作品だと感じました。見終わった後、答えが残るのか問いが生まれるのか、私自身とても楽しみです」と期待を寄せた。
小池は「武井監督の作り出す幻想的な世界観にどっぷり浸った不思議な撮影時間でした」と回想し、「狂気と正気は紙一重、そんな空気をまとった作品をぜひご賞味あれ!」とアピール。
佐々木は「加藤鶏冠手で、カトウカエルデ。そもそも自分の役名が読めなかったほどに、一筋縄ではいかない役を楽しみました」と明かし、「現場では武井監督に導いてもらい、水上(恒司)くん、(黒木)華ちゃん、(小池)栄子ちゃんたちと”奇妙な世界“を笑って撮影しました。観客の皆さまにも、迷子になりながらも不思議な話を一緒に体験していただければうれしいです」と呼びかけた。
武井監督は「何かに取り憑(つ)かれた人間は、光り輝いています。たとえそれが滑稽で、危うく、周囲から見れば間違っていたとしても、自分だけの本当を信じて進む姿には、クラクラするような美しさがある。鴻池留衣さんの原作が持つそんな魔力に導かれながら、大好きで心から信頼する俳優・スタッフの皆さんとともに、映画を作りました」とコメント。
原作者の鴻池は「人は『世界を解釈する権利』を求めます。だからこそ他者と対立し、小説は書かれ、演劇や映画は作られ、役者は演じるのだと思います。武井佑吏監督の冴え渡る才能と、素晴らしいキャストたち、制作現場の皆さんが、原作を見事に解釈してくださいました」と映画化への思いを語り、「フィクションを作る(=世界を解釈する)人たちを描いたフィクションです。この映画化は、フィクションを現実化、もしくは現実をフィクション化したと思しき事件です。最高の映画です」と太鼓判を押している。"
【画像】出演が発表されたメインキャストのソロショット
本作は、映画『赤色彗星倶楽部』(2018年)やNHK『今夜の旅はドラマチック』などで注目を集めた武井佑吏監督の商業映画デビュー作。原作は鴻池留衣の小説「フェミニストのままじゃいられない」で、水上のほか、小池栄子、黒木華、佐々木蔵之介、山下美月らが集結した。
物語は、世間を震撼させた〈配偶者入れ替え連続殺人事件〉から数十年後を舞台に展開。事件を題材にした舞台作品で主演を射止めた夛田が、その異常な執着心によって共演者やスタッフたちを次第に支配していく姿を描く。
夛田の相手役となる米良(めら)を黒木、舞台の脚本家・垣内(かきうち)を小池、演出家・加藤(かとう)を佐々木が演じる。ひとりの男が全てを牛耳り、全ての人間を動かし、破壊へと導いていく戦慄のドラマが繰り広げられる。
作品では、「社会的に正しいはずの思想」が個人の「エゴや欲望」によって歪められていく様子を描写。誰もが心の奥底に抱えながらも語ることのない“グロテスクな本音”をあぶり出し、「“正しいこと”を言うことがそんなに正しいのか?」を問いかける。
解禁されたティザービジュアルには、不気味な笑みを浮かべる夛田の姿とともに、「この物語は『配偶者入れ替え連続殺人事件』をもとにしたフィクションのフィクションであり、実際の団体・人物とは一切関係ありません」という意味深なメッセージが隠されている。
主演の水上は、「狂った映画になっております。でもこんな映画もあって良いのだと実感しました。こんな映画がこの世からなくならないでほしいです」とコメント。「こんな映画を作れることにありがたさを感じざるを得ません」と作品への思いを語った。
黒木は「本当にあった話(の話)とは一体なんなのでしょうか。共感できるのか、できないのか…。台本をいただいたときからよくわからない、でも気になる…。
この不思議な感覚を終始携えながら探検しているような気持ちで、共演者の方々と撮影に臨みました」と振り返る。
山下は「『正しさ』はとても強い武器です。でも、その武器を振りかざしている時、人は自分の矛盾には気づけないのかもしれません」と作品テーマに言及。「居心地の悪い世界を生きており、きれいではない感情を悶々と抱えている。登場人物たちの不自由さが、すごく魅力的な作品だと感じました。見終わった後、答えが残るのか問いが生まれるのか、私自身とても楽しみです」と期待を寄せた。
小池は「武井監督の作り出す幻想的な世界観にどっぷり浸った不思議な撮影時間でした」と回想し、「狂気と正気は紙一重、そんな空気をまとった作品をぜひご賞味あれ!」とアピール。
佐々木は「加藤鶏冠手で、カトウカエルデ。そもそも自分の役名が読めなかったほどに、一筋縄ではいかない役を楽しみました」と明かし、「現場では武井監督に導いてもらい、水上(恒司)くん、(黒木)華ちゃん、(小池)栄子ちゃんたちと”奇妙な世界“を笑って撮影しました。観客の皆さまにも、迷子になりながらも不思議な話を一緒に体験していただければうれしいです」と呼びかけた。
武井監督は「何かに取り憑(つ)かれた人間は、光り輝いています。たとえそれが滑稽で、危うく、周囲から見れば間違っていたとしても、自分だけの本当を信じて進む姿には、クラクラするような美しさがある。鴻池留衣さんの原作が持つそんな魔力に導かれながら、大好きで心から信頼する俳優・スタッフの皆さんとともに、映画を作りました」とコメント。
原作者の鴻池は「人は『世界を解釈する権利』を求めます。だからこそ他者と対立し、小説は書かれ、演劇や映画は作られ、役者は演じるのだと思います。武井佑吏監督の冴え渡る才能と、素晴らしいキャストたち、制作現場の皆さんが、原作を見事に解釈してくださいました」と映画化への思いを語り、「フィクションを作る(=世界を解釈する)人たちを描いたフィクションです。この映画化は、フィクションを現実化、もしくは現実をフィクション化したと思しき事件です。最高の映画です」と太鼓判を押している。"