2026/6/23
SGシステム株式会社
サンワサプライ株式会社
佐川急便を中核とするSGホールディングスグループでIT統括事業を担うSGシステム株式会社(本社:京都市南区、代表取締役社長:丸山信二)と、コンピュータ周辺機器およびサプライ製品の企画・製造・販売を行うサンワサプライ株式会社(本社:岡山市北区、代表取締役社長:山田和範)は、2026年5月、サンワサプライ西日本物流センターにおいて、AI搭載のコンテナ向け荷降ろしロボット「RockyOne」の運用を開始したことをお知らせします。
本件は、2025年のサンワサプライ東日本物流センターでの実稼働※1に続く導入です。同センターでの運用を通じて得られた知見を基に、ロボット本体の性能および運用面の両面で改善を図り、より実用性の高い倉庫運用の自動化を実現しています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202606221237-O1-SB5u6QqE】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202606221237-O2-8235ozXr】
■背景
近年、夏場の酷暑が常態化する中、熱中症は社会全体で対策が求められる深刻な課題となっています。物流現場におけるコンテナからの荷降ろし作業では、夏場にはコンテナ内の温度が50~60℃に達することもあり、作業者は極めて危険な環境下での作業を強いられてきました。重量物の取り扱いによる身体的負担や、高所作業に伴う落下・転倒のリスクもあり、労働力不足が進む中、労働環境の改善が喫緊の課題となっています。
こうした背景のもと、2025年にサンワサプライ東日本物流センターで導入したAI搭載の荷降ろしロボット「RockyOne」は、安定した自動荷降ろしを実現しました。これにより、コンテナ内での作業者をゼロにするとともに、従来の約半分の人員での荷降ろし作業を可能にしています。SGシステムは、物流現場を熟知したエンジニアの知見を強みに、導入後もサンワサプライと連携しながら現場に伴走してきました。両社は改善を重ね、さらなる省人化と生産性向上を推進し、西日本物流センターへの展開に至っています。
■西日本物流センター導入における主な改良点
1. ロボット性能の向上と高精度化
東日本物流センターへの導入機と比較し、最大処理能力は約15%向上するなど、作業効率を改善しています。また、カメラ位置の最適化により荷物の認識精度を高めるとともに、アームの速度制御を高度化することで、衝突防止や安全性の向上を実現しました。これにより、混載便など多様な積載条件においても、安定して高精度な荷降ろし作業が可能となっています。
2. 現場定着を実現する導入設計と連携の強化
「現場で継続的に活用できる仕組み」の構築を重視し、関係各所と連携しながら導入を進めました。設置レイアウトの最適化による作業効率の向上に加え、現場と連携した継続的な検証・改善を実施するとともに、操作性・視認性を考慮した設計を取り入れています。これにより、単なる設備導入にとどまらず、現場に定着する運用モデルを確立しています。
3. トラブル対応力の強化
東日本物流センターで蓄積した運用ノウハウを基に、操作マニュアルの整備や作業者への教育を実施し、リモートサポート体制を構築しました。これにより、トラブル発生時の迅速な初動対応が可能となり、現場の負担軽減と早期復旧を実現しています。
■<参考>「RockyOne」概要
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107999/202606221237/_prw_PT1fl_62NsH7Ny.png】
■両社コメント
SGシステム株式会社 代表取締役社長 丸山信二
SGシステムは、長年、佐川急便をはじめとするグループの物流をITで支えてきたノウハウを基に、グループ外のお客さまにも物流ITソリューションを提供しています。本件は、サンワサプライ様との対話を通じて生まれた取り組みです。今後もお客さまに寄り添い、物流現場に適した付加価値の高いソリューションを提案・提供することで、お客さまの物流課題の解決に貢献してまいります。
サンワサプライ株式会社 代表取締役社長 山田和範
サンワサプライでは、物流現場における作業負担の軽減と生産性向上を重要な課題として取り組んでまいりました。今回、西日本物流センターにAI荷降ろしロボット「RockyOne」を導入したことで、特に夏場の過酷なコンテナ内作業における人的負担の軽減を実感しています。加えて、周辺機器など比較的小型の製品についても荷降ろし効率が向上し、現場全体の作業生産性向上につながっています。東日本物流センターでの運用経験を踏まえ、西日本物流センターにおいても現場に適した形でスムーズに導入・展開できたことを大変心強く感じています。今後も、物流現場のさらなる作業効率向上を推進するとともに、作業者の身体的負担軽減や安全性向上にも取り組み、安心・安全で持続可能な物流体制の構築を進めてまいります。
SGシステムおよびサンワサプライは、今後も実運用で得られる知見を生かしながら、物流現場におけるさらなる労働環境の改善と生産性向上に取り組んでまいります。
※1 SGシステム、XYZ Robotics、サンワサプライ(上海)、コンテナ向け荷降ろしロボットを共同導入
https://www.sg-systems.co.jp/news/20250729/
<会社概要>
■SGシステム株式会社
本社:京都府京都市南区上鳥羽角田町25
代表者:代表取締役社長 丸山信二
事業内容:情報システムに関する企画・設計・開発・保守・運用業務など
URL:https://www.sg-systems.co.jp
■サンワサプライ株式会社
本社:岡山県岡山市北区田町1-10-1
代表者:代表取締役社長 山田和範
事業内容:各種コンピュータサプライ製品の企画・製造・販売、パソコン・周辺機器の取り扱い
URL:https://www.sanwa.co.jp

