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土地の記憶ひもとく 千葉市舞台美術ミステリー 小説「海は地下室に眠る」刊行 作家・清水裕貴さん(船橋市)

 2018年に「女による女のためのR-18文学賞」(新潮社主催)大賞を受賞し作家デビューした清水裕貴さん(38)=船橋市=が、千葉市を舞台にした小説「海は地下室に眠る」(KADOKAWA、1980円)を刊行した。稲毛海岸近くの洋館から正体不明の絵画が発見されたことをきっかけに、過去と現在をつなぐ土地の記憶がひもとかれていくミステリー。初の長編執筆に挑んだ清水さんは「これを読んだら千葉が100倍きらきらして見える」と手応え十分だ。

 物語は現代と戦時下の二つのパートで展開。現代パートの主人公は千葉市美術館の学芸員で、謎の絵を調べる中で、亡き祖母のインタビューが収録された資料に出合う。

 祖母の視点で語られる戦前、戦中パートでは、花街として栄えた「蓮池」(同市中央区)での暮らしが...

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