小湊鉄道(市原市、石川晋平社長)は、利用促進と沿線地域の活性化へ4月に販売した、年間1万円で全線乗り放題になる学生専用パスポート(年パス)と、事業実施のための寄付制度「Go! ジモト」の運用状況を発表した。
年パスの販売件数は12日までに764件に拡大し、昨年度の通学定期利用者の3倍を超え好調を維持。「予想をはるかに上回る順調なスタートを踏み出すことができた」(同社)とした。同社には「通学以外で休日に五井や千葉市内に遊びに行く時も気軽に乗れてうれしい」(学生)、「今までは車で(子どもを)送迎していたが、年パスのおかげで小湊鉄道を利用でき助かっている」(学生の保護者)といった感謝の声が寄せられているという。
実施財源の寄付「Go! ジモト」(1口3千円)は現在665口。沿線や県内だけでなく、北海道~九州の全国から寄せられ、同社へは「小湊鉄道と共に地域も頑張る」「素敵な取り組みを応援している」「少額ながら、お手伝いさせてください」などのエールも届いているという。
寄付の目標額は従来の通学定期収入の4千万円(約1万3千口)で道半ば。今後、同社は事業のPRや返礼品事業者の拡充など「支援の輪を広げる取り組みを進める」としている。
(佐藤大介)









