「保育士って、毎日子どもたちと遊んでいる仕事ですよね」。保育園で働いていると、そんな言葉をいただくことがあります。もちろん、子どもたちと遊び、生活をともにし、成長を支えることは保育の大切な仕事です。
しかし実際には、それだけではありません。保護者との連絡帳のやり取り、登降園管理、睡眠チェック、書類作成、職員間の情報共有、自治体への報告…。保育園には、子どもの命と安全を守るための“見えない仕事”が数多く存在しています。実は、私自身も保育の仕事に携わるまでは、ここまで多くの業務があるとは想像していませんでした。
近年、保育業界では「ICT化」「DX」「デジタル化」という言葉を耳にする機会が増えました。認可保育園には一定条件を満たすことでICT化補助金が出る仕組みもあり、保護者との連絡帳アプリや午睡チェックシステム、登降園管理システムなど、多くのICTツールが開発されています。
その一方で、私は少し危惧していることがあり...
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