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実験は証拠の目的外使用当たらず 再審制度見直しで法務省幹部

2026/5/27 10:39 (5/27 11:00更新)
 衆院法務委で質問する自民党の稲田朋美元防衛相=27日午前 拡大する

衆院法務委で質問する自民党の稲田朋美元防衛相=27日午前

 衆院法務委員会は27日、再審制度を見直す刑事訴訟法改正案に関する質疑を実施した。自民党の稲田朋美元防衛相が、請求人やその支援者が開示証拠に基づき行う実験は、政府案が罰則付きで禁じる証拠の「目的外使用」に当たるかどうかを質問。法務省幹部は「当たらない」と答弁した。

 1966年の静岡県一家4人殺害事件の再審請求審では、犯行着衣とされ、みそタンクから見つかった「5点の衣類」に付着した血痕の色調に疑問を抱いた支援者らがみそ漬け実験を重ね、袴田巌さん(90)の再審無罪につなげた。

 再審開始決定に対する検察抗告を「原則禁止」にとどめた政府案に対し、中道改革連合などは「全面禁止」を掲げる対案を提出している。