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森田剛、マンガ家の“万年アシスタント”役で新境地 是枝裕和監督率いる分福の新作『見上げてごらん』公開決定

映画『見上げてごらん』10月30日公開決定、デジタルティザービジュアル (C)2026「見上げてごらん」製作委員会

 俳優の森田剛が主演を務める映画『見上げてごらん』が、10月30日より東京・テアトル新宿ほかで公開されることが決定した。マンガづくりに携わる迷えるオトナたちのちょっと可笑しくて、ちょっと心を軽くしてくれる物語。あわせて、WEB限定のデジタル・ティザービジュアルも解禁された。

【動画】デジタルティザービジュアルモーフィング映像

 本作は、是枝裕和監督や西川美和監督らが所属する映像制作集団「分福」の新鋭監督、森本晶一と佐藤快磨によるダブル監督作。森本は原案・脚本も手がけ、本作で長編劇場映画監督デビューを果たす。

 主人公は、巨匠マンガ家のアシスタントを長年務める42歳の土屋輝一。夢を追い続けながらも、マンガ家としてデビューした後輩や、人気声優として活躍する別居中の妻に複雑な思いを抱え、高校受験を控えた娘とも気持ちがすれ違う日々を送っている。

 そんなある日、土屋のもとに“仲間”と挑む新たなマンガ企画が舞い込む。人生に迷いながらも前へ進もうとする大人たちの姿を描くヒューマンドラマだ。

 森田が演じる土屋は、夢の賞味期限が過ぎたと感じながらも人生を模索し続ける人物。圧倒的な存在感と高い演技力で知られる森田にとっても、これまでにない新たなキャラクターへの挑戦となる。

 監督の森本は、小泉堯史監督、降旗康男監督、是枝裕和監督らのもとで経験を積み、『万引き家族』『怪物』などでは助監督を務めてきた。本作は、自身の経験から着想を得たオリジナルストーリーだ。

 一方の佐藤監督は、2014年に制作した『ガンバレとかうるせぇ』で注目を集め、長編劇場映画監督デビュー作『泣く子はいねぇが』で「第68回サン・セバスティアン国際映画祭」コンペティション部門最優秀撮影賞を受賞。本作が長編劇場映画2作目となる。

 日常の中にある小さな可笑しみや愛おしさを描きながら、「何者にもならなくてもいい。肩肘張らなくても大丈夫」と優しく語りかける本作。森田剛が体現する“迷える大人”の姿に注目が集まりそうだ。

 なお、公開決定にあわせて解禁されたデジタル・ティザービジュアルは、写真家の草野庸子が撮影。森田演じる主人公・土屋輝一の画像が、“マンガ風~水彩画風~リアル”と変わっていくモーフィング映像を用いたWEB限定仕様となっている。

■森田剛のコメント
 土屋輝一役の森田剛です。
 不思議な映画です。
 2人の監督の魅力が詰まった作品になっていると思います。
 ぜひ劇場でご覧になってください。
 よろしくお願いします。

■森本晶一監督のコメント
 こんにちは、監督の一人の森本です。『見上げてごらん』は、信頼するスタッフたち、大好きな俳優の皆さん、そしてこの10年間映画作りのことを語り合い、長い時間を従兄弟のように過ごしてきた親友・佐藤くんと、楽しみながら作った映画です。
 この映画には手にアセモができるようなスリリングな展開や、観た後に己はカスだと自省するような高尚なメッセージ、つかの間の現実逃避をさせてくれるようなぶっ飛んだ世界観などはありません。僕たちが目指したのは、ふつうの人間の、殊更ふつうな一面を見つけることです。自分が無意識のうちに抱いている、人に指摘されると恥ずかしい感情や、掃いて捨てるべき愚かな態度や言動をわざわざゴミ箱からひろい集め、繋がせていただきました。出来上がった映画は、ちょっと不思議なものになったと思います。よろしくお願いします。

■佐藤快磨監督のコメント
 もう一人の監督の佐藤です。今回ダブル監督という形で、森本さんと『見上げてごらん』を作りました。始動前に森本さんと決めたルールは2つ。役割の棲み分けはせず、常にふたりで話し合って決めること。ふたりの会話は閉ざさず、オープンにすること。リハーサルや撮影、編集に至るまで、監督同士の会話がスタッフ、俳優部の皆さんとの対話の場へと自然に拡がり、そこでまた新たなアイデアが膨らんでいく、そんな現場だったように思います。
 本作は漫画業界の片隅に生きる人々を描いた映画です。日々の生活や仕事にまつわる交々、そこで生まれる可笑しみや切なさ、それらをこぼさないように撮影しました。ぜひ劇場でご覧ください。

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