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【千葉魂】愛斗“意気”感じて満塁弾 縁ある球場移籍後初本塁打 千葉ロッテ(第532回)

2026/6/23 5:00 (6/23 10:40更新)
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 カウント3ボール、2ストライク。いわゆるフルカウント。ストレートを豪快に強振すると気持ちのこもった打球はレフトスタンドへと消えていった。6月19日のZOZOマリンスタジアムでのイーグルス戦。交流戦を終えレギュラーシーズン再開から最初となる大事なゲーム。どうしても勝ちたい一戦の六回に勝ち越しの満塁本塁打を放ったのが愛斗外野手だった。

 「代打ではなく自分を信じてくれたので、なんとかしたいと集中していきました」と愛斗。指揮官の想いを意気に感じ、打席に入り、信頼に対して自らのバットで結果を出して応えた。

 サブロー監督は「スタメンで起用した時から代打なんてまったく考えていなかった。守備もあるし、スタメンでいくということは最後までいくということ」とサラリと言ってのけた。

 2軍監督時代から見守っている指揮官は「ファームで打つのは分かっている選手。能力は高い。あとは1軍でどれだけ確率を上げて、雑になることなく安定して打てるかの選手」と愛斗選手を評する。

 6月12日に1軍昇格。2軍では打率3割5分5厘、5本塁打、19打点と抜群の成績を残しての昇格だった。しかし指揮官が期待をしていたのは、愛斗の打撃はもちろん、守備と走塁、そしてさまざまな細かいプレーができることだった。

 「守備はウチで一番、うまいよ。守れる。そして走塁もうまい。彼を使って、いろいろな作戦もできる」とサブロー監督は説明した。

 期待に応えた愛斗にとって、このホームランは2023年オフに現役ドラフトでライオンズから移籍後、初本塁打。そして自身、プロ入り初の満塁本塁打だった。6月には第1子も誕生。ヒーローインタビューでは「父親として自分らしく家族を支えたい」と、はにかみながらもうれしそうな表情でコメントした。

 ちなみにライオンズ時代に記録したプロ初安打、初打点は19年4月25日のZOZOマリンスタジアム。初本塁打は21年4月9日のZOZOマリンスタジアムで、この日は2号本塁打も記録している。プロ初のサヨナラヒット(二ゴロの間のサヨナラはライオンズ時代に記録)はマリーンズ移籍後の24年。6月1日のタイガース戦で決め、チームを11連勝に導いた。「マリンはボクにとって特別ですね」と笑った。

 毎日のように日替わりヒーローが生まれるのが最近のマリーンズの特徴の一つ。一時は最大9あった借金を消してみせた。「まだまだこれから。もっともっと貯金をつくって上を目指していく」とサブロー監督。選手たちの特徴を生かす采配で上位進出を狙う。

(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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