2009年11月8日。ジェフサポーターには忘れられない日なのかもしれない。16年前のサッカーJ1第31節の川崎戦。先制したものの2-3で敗れ、クラブ初のJ2降格が決まった。ジェフ千葉にとって、前身の日本リーグ・古河電工時代も通じ初の下部リーグ転落だった。このシーズンはJ1年間順位でも初の最下位に沈んだ。
あの日、川崎・等々力のピッチに力なく倒れ込んだ選手たち。J1残留にいちるの望みを懸けて臨んだ一戦だったが、2-2の後半追加タイムに残酷な結末が待っていた。「歴史あるクラブをJ2に落としてしまった」とは当時エースだった巻誠一郎さん。イレブンは涙をこらえた様子でアウェーに足を運んだサポーターに深々と頭を下げ、日本サッカー界を引っ張ってきた名門クラブの落日を印象付けた。
◆オリジナル10
ジェフは特別なチームだ。10チームで始まった1993年のJリーグ開幕時...
この記事は
有料記事です
残り687文字(全文1068文字)